初手から、 ▲９六歩 △８四歩 ▲５六歩 △８五歩 ▲９七角 と進んで第１図。 初手端歩、いかにも奇襲チック（^^;） これに対して△８四歩と突いてくれば、とりあえず狙いは残ります。 ちなみに本譜途中、２本目の飛車先の歩を突かずに△３四歩も考えられます。 その際は▲５八飛△４二玉▲５五歩と進めて中央制圧するのが分かりやすい。 その後、後手が△３二玉を急げば奇襲筋から外れてしまいますが、一局でしょう。 |
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| 急戦端角中飛車 |
| 超序盤から敵玉を制圧に掛かる奇襲戦法です。 狙いとしては、かの将棋マンガ「５五の龍」の５五龍中飛車戦法に類似しています（´ー`） |
初手から、 ▲９六歩 △８四歩 ▲５六歩 △８五歩 ▲９七角 と進んで第１図。 初手端歩、いかにも奇襲チック（^^;） これに対して△８四歩と突いてくれば、とりあえず狙いは残ります。 ちなみに本譜途中、２本目の飛車先の歩を突かずに△３四歩も考えられます。 その際は▲５八飛△４二玉▲５五歩と進めて中央制圧するのが分かりやすい。 その後、後手が△３二玉を急げば奇襲筋から外れてしまいますが、一局でしょう。 |
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第１図以下、 △６二銀 ▲５五歩 △３四歩 ▲５八飛 △５二金右 ▲４八王 △９四歩 ▲５六飛 と進んで第２図。 一気に中央に仕掛け筋を作ります。これで後手は△４二玉と上がれません。 △３四歩のところで△９四歩として端攻めを急ぐのには、▲５八飛△９五歩▲５四歩△同歩▲同飛△５二歩▲９五歩△同香▲３一角成△同角▲９五香として２枚換え成功。 最後の▲５六飛と一旦溜めるのが筋で、後手が囲いづらいのを見越して自玉だけ戦場から遠ざけようという狙いがあります。 |
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第２図以下、 △８四飛 ▲３八玉 △３二銀 ▲７五角 △７四飛 ▲４八角 と進んで第３図。 △３二銀は以下△３三銀〜△４四銀とすれば次の△５五銀が受けづらいだろう、という狙い。直前の△８四飛は、銀進出途中で▲５四歩と歩を捌かれるのを防ぐ意味です。 また△４二金直から変則船囲いに組むのも考えられますが、それならば先手は囲いを堅くしたり▲１六歩と囲いを広げたり、陣形差を主張すれば優勢拡大となります。 |
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第３図以下、 △３三銀 ▲８六歩 △４四銀 ▲８五歩 △５五銀 ▲２六飛 △３二金 ▲８四歩 と進んで第４図。 後手は狙いだった銀進出を成功させましたが、先手は中央制圧とは違うもう１つの狙いである８筋逆襲に成功。以下△８二歩▲８六飛となればもう飛車成が受かりません。 そもそも囲いの差が歴然としているため、第４図では大優勢と言えます。 |
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| 後手玉が囲うのを阻止し、しかもこの展開では急所となる飛車成りを実現。 成功させれば一気に将棋を終わらせるに到ります、破壊力抜群です（´ー`） |
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